『信濃国古器集録』雷斧 長壱尺五寸(約45cm イッカクの角?) |
『信濃国古器集録』は明治時代初期の信濃の愛好家や寺社の所蔵品の図を集めた冊子。約40頁。詳細は不明。
https://kotenseki.nijl.ac.jp/biblio/100323866
実相院「石剣」(独鈷石?)、龍洞院(上青木)「缶」(壺?)、東昌寺「浦野美濃守友久 木印」等、今もあるでしょうか。
蔵印「杉園」は 小杉榲邨(すぎむら)(1835-1910)
原昌言(良平 1820-1886) は『弘化丁未信濃国大地震之図』でも知られています。
「成澤金兵衛蔵」「成澤蔵」は明治時代の金兵衛(世襲名)のことかもしれませんが、元は成沢寛経(金兵衛 七郎左衛門 1797-1868)の所蔵品の可能性があります。寛経は家業のために書籍等を多く処分したそうなので、手元に残したものか、その後新たに入手したものか。
飯山の井上寂英(1842-1916)は真宗寺の住職。真宗寺に下宿した保科百助もウニコールの角を見たのでしょうか。
矢嶋行康(吉太郎 1836-1895)所蔵の「石鏃」は玄能石に見えます。もしも原寸大なら約20cmで「石鏃」「矢の根」と呼ぶには大きめ。上田産か、北国街道沿いなので越後産の可能性も。もしかして、海野宿の資料館にあったりするのでしょうか…
両参りと片参りの謎(北向観音、善光寺)
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義仲願状、三島社
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義仲・鎌倉 Year
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鎌倉殿と信州上田
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