高師小僧(褐鉄鉱) |
褐鉄鉱(保科百助「長野県地学標本」?) |
上の写真はたぶん湖成層の高師小僧(褐鉄鉱)。軟らかい中空の円筒で、触ると簡単に壊れました。(「○○小僧」とか「○○振り」とか、姿に見立てるには、もう少しデコボコがあった方が良いのかも)
塩尻の千曲川沿いでも大量の褐鉄鉱が見られたという話を聞いたことがあります。こんな感じだったのでしょうか。
下の写真は保科百助「長野県地学標本」の褐鉄鉱。(ただし、容器が破損していて、確実ではありません。)「長野県地学標本」「長野県小県郡鉱物標本目録」に武石村下本入・上武石粘土中の円筒形・棒状の褐鉄鉱があるのですが、採集記録が見つからず、その後の話も聞かず、詳細は不明。小学校等に何か残っていそうな気もするのですが…
(保科百助の「野帳」は採集品の在庫台帳であり、産状の記録はわずか。地質学者になりたかったけれど神保小虎の言葉で諦めたという「筋立て」が怪しく感じられる理由の一つ。)
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