上田橋付近の地層想定縦断図(第2回千曲川堤防調査委員会 資料-2 33頁 PDF43頁より) |
千曲川堤防調査委員会の資料が公開されていました。 上田橋付近は河道の蛇行が逆転していて、左岸の比較的厚く堆積していた砂礫が削られているとのこと。(資料-2 28頁 PDF38頁)
崩れた堤防の水面近くに見えていた大きな石は第一期改修時(大正~昭和初め)の空石張(からいしばり)護岸の石、その下の砂層は扇状地堆積層(完新世 砂質土・礫質土 A(fa)s1 A(fa)g1) でしょうか。(資料-2 33~34頁 PDF43~44頁)
今、欠損箇所の上流で、以前の空石張護岸と木工沈床の露出が見られるそうです。
第2回 千曲川堤防調査委員会を開催します。~堤防決壊の原因究明に向けて~
https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo05_hh_000089.html
第2回千曲川堤防調査委員会(R1.11.13) 配付資料一式
http://www.hrr.mlit.go.jp/river/chikumagawateibouchousa/index.htm
関心が高い時期に、一般向けに資料の解説や基礎知識等の勉強会をどこかでやって頂けると嬉しいのですが… (ボーリング調査の資料や標本もできるなら見てみたいです。)
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