鷲岩(鷲ヶ峰) 龍王山 独鈷山頂上 |
写真中央手前の とがった山が龍王山(雨乞いの場所、中禅寺の山号)、その左後方のギザギザ峰が鷲岩(塩野神社奥宮の伝承。鷲ヶ峰とも)、右奥の高台が独鈷山の山頂。
謎は、雨の神が主峰ではなく周囲の峰(副峰、脇峰?)に祀られることに何か理由はあるのか、ということです。
(山頂は「アマデッキ」とも呼ばれて、雨乞いの場所を意味する、という話もありますが、真偽は未確認です。)
いくつか仮説を考えてみました。
1. 主峰は距離があり、時間がかかるので、手前に適当な峰があればそこで構わないと考えられた?
2. 川の源流は山麓上部にあることが多く、その近くの峰が主峰よりも優先された?
3. 戦乱期には主峰には見張りがいたので他の峰で雨乞いをして、それが定着した?
4. 雨乞いは失敗も多く、場所の変更を繰り返すうちに、主峰以外の峰に落ち着いた?(主峰での失敗は強く記憶され、主峰以外の方が期待できるような印象を持つようになった?)
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