2020年12月19日土曜日

夕日いろいろ、信州上田・塩田平の日本遺産ストーリー

女神岳に沈む夕日
女神岳に沈む夕日(冬期。Leylineとは無関係)

女神岳に沈む夕日
女神岳に沈む夕日(右は夫神岳)

夫神岳に沈む夕日
夫神岳に沈む夕日(川西地域)

安曽岡山に沈む夕日
安曽岡山に沈む夕日

大六のケヤキに沈む夕日
大六のケヤキ(上田市天然記念物)に沈む夕日

半過岩鼻に沈む夕日?
半過岩鼻(長野県天然記念物)に沈む夕日?(千曲川)

生島足島神社 冬至
生島足島神社西鳥居。冬至日没は女神岳よりも南。この方向に別所温泉は無い(UCV「太陽の線」(1993)より)

生島足島神社参道と泥宮
生島足島神社参道の先は、泥宮よりも南、手塚八幡社付近を通る

21日が冬至で、1週間前後なら夕日の位置は大きくは違わないので(約0.3度の範囲内。太陽の見かけの大きさの約半分)そろそろ生島足島神社の鳥居を見に行こうかと思っています。(結局、行けないかもしれませんが…)

※田んぼ中の道路は、交差車両が見えにくく、ノーブレーキの大事故も起きています。優先側でも身を守るために厳重な注意が必要。

このイベントは直接的には、1年に2日、というか、1年に合計1時間ほど。人数に上限があるかもしれず、もしも盛況ならお稲荷さんみたいに鳥居を増やしてみるとか…

地図を見ても、現実の風景を見ても、この参道の先に別所温泉があるとか、女神岳があるとか、言われた通りに信じて疑わない人も本当にいるのかも…


UCVアーカイブ「太陽の線」(1993 相原文哉氏出演)の録画を見せて頂きました。
それによると、
・国分神社(八幡社)と金堂跡を結ぶ方角は真西より30度南方向
・生島足島神社の参道は真西より約27,8度南向き
・泥宮の本殿の向きは真東より北へ25度 (※実際は26度前後? 本殿と鳥居にズレ?)

国分神社30度、生島足島神社27.5度、泥宮25度で、これらが並ぶ直線の角度は約25度。
つまり、だいたい直線的に並んでいますが、生島足島神社と国分神社の向きは別々で、泥宮だけが生島足島神社と国分神社の方を向いているという状態。(信濃国分寺跡-生島足島神社-泥宮のレイライン(ley line) と、生島足島神社参道のレイライン(夏至冬至の太陽の線(疑似))はズレていて、同じものではないということ。)

このことから考えると、例えば、生島足島神社(参道)と国分神社・国分寺はそれぞれ夏至冬至の太陽を意識して(他の寺社・女神岳とは無関係に)作られた。泥宮は生島足島神社に向けて建立(または再配置)された。3つが直線状に並んだのは偶然。という可能性もあるのではないかと。(立地を決定するほど重要な要因なら、神社内にも影響があるはずですが、信濃国分寺と生島足島神社にはそれが見られません。)


日本遺産はインバウンド向けの観光案内とのことで外国語版があると思いますが(そちらが主?)、「レイライン」は ley line と ray line どちらなのでしょう?
例えば Along the sunray-lines (with a distance of 1 mile or more) とか?

最近の資料で、レイラインを(前置きなしに)「夏至の朝日が照らす光の線」と説明していますが、ley line の元々の意味は土地の(線的な)並びで、言葉に夏至や冬至の意味はなく、厳密に言えば嘘。レイラインを知らない市民や観光客への説明としては不誠実では? 顧客に誤解を与えないように気を配るのは最低限のルールのはず。言葉のプロであるはずのメディア関係者も黙認?

朝日いろいろ、信州上田・塩田平の日本遺産ストーリー
https://kengaku2.blogspot.com/2021/06/blog-post.html

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。